『なないろのはし』
横山佳さん作『なないろのはし』(BL出版)の装画と挿絵を描きました。
さわやかな装丁は安東由紀さんです。
小学4年生の空海(そらみ)の「きらいなものがいっぱいある」という気持ちから物語が始まります。手話を使う祖父との時間を軸に、自分の感情を少しずつ言葉にしたり、身近な人の変化や過去に気づいていく繊細な空海の視線に共感し励まされるようでした。
ぜひ読んでみてください。
横山佳さん作『なないろのはし』(BL出版)の装画と挿絵を描きました。
さわやかな装丁は安東由紀さんです。
小学4年生の空海(そらみ)の「きらいなものがいっぱいある」という気持ちから物語が始まります。手話を使う祖父との時間を軸に、自分の感情を少しずつ言葉にしたり、身近な人の変化や過去に気づいていく繊細な空海の視線に共感し励まされるようでした。
ぜひ読んでみてください。
『ウンム・アーザルのキッチン』の作者、菅瀬晶子さんが逝去されました。
https://www.minpaku.ac.jp/news/id-60164
直接お会いしたのは、『ウンム・アーザルのキッチン』の絵を描き始める前でした。アラブ料理を食べながら、知識不足の私の質問に丁寧に答えてくださいました。
ひとつひとつの答えに菅瀬さんが出会った人や場所の記憶が染み渡っていることを言葉から感じ、そういうことがとてもかけがえのないことだとその時も今もますます強く思います。
絵の進行中も惜しみなく資料や知識、体験を共有してくださりありがたかったです。
どうぞ安らかにお休みください。