仕事/児童書 works/children's books

2024年7月 3日 (水)

『オラレ!タコスクィーン』

ジェニファー・トーレスさん作、おおつかのりこさん訳『オラレ!タコスクィーン』(文研出版刊)の装画を描きました。

元気な装丁は佐藤レイ子さん、企画、編集、制作は本作りSolaさんです。

アメリカを舞台にメキシコ系移民の両親を持つ13歳のステフの葛藤が、美味しそうなタコスの描写と共に濃やかに描かれています。

自分のルーツや気持ちを大切にしたいのにできなくなってしまう辛さが、友人たちや社会への働きかけ、好きなことを通してどう変化していくのかをたくさんの方に読んでもらえたらと思います。

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2024年5月 2日 (木)

『ウンム・アーザルのキッチン』

菅瀬晶子さん作『ウンム・アーザルのキッチン』(福音館書店刊)の挿絵を描きました。

月刊たくさんのふしぎ2024年6月号です。

美しいデザインは名久井直子さんです。

パレスチナ・イスラエルについて関わり続けてきた菅瀬さんが、ウンム・アーザルというイスラエルに住むキリスト教徒のアラブ人女性の半生を丁寧な文章で書いています。

日々の暮らしや料理風景に、イスラエルという国、アラブ人の辿った歴史と現在の姿、宗教についての文章が自然に交わります。

ガザ侵攻についても書かれている巻末の「作者のことば」もぜひ読んでほしいです。

実在する人物を描くことは緊張しましたが、菅瀬さんからたくさんの資料をお借りし、細かいところまでチェックをいただき、ウンム・アーザルと家族、友人たちの日常を想像しながら楽しく絵にすることができました。

アラブ人キリスト教徒の1人の女性が、誇りを持って日常を送る姿に心を寄せてもらえますように。

ぜひ読んでみてください。

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2024年3月19日 (火)

『紫の女王』

小森香折さん作『紫の女王』(偕成社刊)の装画と挿絵を描きました。

『青の読み手』『紅の魔女』『黒の皇子』に続く最終巻です。

シリーズを通して美しい装丁にしてくださったのは中嶋香織さんです。

ノアとセシルの変化、仲間が集まる過程、するべきことが分かった時の勇気など、一巻から最終巻まで丁寧にいきいきと書かれていて、彼らと同じように一所懸命に生きているように感じる熱い物語でした。

数年間、魅力的な人物や生き物たち、邪悪なもの、きらびやかな世界の挿絵を描けてとても幸せでした。

ぜひシリーズを手に取ってみてください。

偕成社のWebマガジンでの紹介もご覧ください。

https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/s/osusume/osm240318/

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2023年12月17日 (日)

『あたしデイズ』

いとうみくさん作『あたしデイズ』(新日本出版社刊)の挿絵と装画を描きました。

かわいい装丁は藤田知子さんです。

小学4年生の睦月が感じる、友だちや家族との距離の伸び縮みが厳しくもあたたかく伝わってきます。

私もこういうことがあったなぁ、今でもあるなぁ、など人物や気持ちの描写にたくさん共感しました。

ぜひ読んでみてください♪

<いとうみくさんとは『唐木田さんち物語』(毎日新聞出版刊)に続き2度目のお仕事でした✨

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2023年11月14日 (火)

「宮沢賢治と絵本の時間」

Youtubeチャンネル

「宮沢賢治と絵本の時間」『双子の星』の回がアップされました。

編集者の松田素子さんが絵本制作の過程や宮沢賢治の世界について話すトークイベントの様子です。

これまでの回もとても面白く、絵本は色々な作り方があって、アプローチも様々なのだなと驚きます。

ぜひご覧ください。

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2023年10月27日 (金)

はじめてのイソップとグリム36

「はじめてのイソップとグリム36」川島隆太さん監修(講談社刊)の中の2編に挿絵を描きました。

・ななもりさちこさん文

『ひつじかいとおおかみ』

・石崎洋司さん文

『赤ずきん』

読みやすい文章と様々なタッチの絵で、たくさんの物語を楽しめる一冊です。

ぜひ読んでみてください。

本文デザインは鷹嘴麻衣子さん

編集・構成は小熊雅子さん(303BOOKS)

装丁は中嶋香織さん

装画はたしろちさとさんです。

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2023年10月17日 (火)

『双子の星』

宮沢賢治さん作『双子の星』(ミキハウス刊)の装画と挿絵を描きました。

やわらかなデザインはタカハシデザイン室さん、編集は松田素子さん、編集協力は橘川なおこさんです。

双子が強く光るように願いを込めながら描き、丸山印刷さんがどの色もこれ以上ないくらい綺麗に出してくださいました。

ミキハウスの宮沢賢治の絵本シリーズの一冊です。先月は中野真典さん絵の『かしわばやしの夜』が刊行されています。

ぜひ読んでみてください☆

10月21日(土)の12:00〜13:30に神戸市にて、編集者の松田素子さんが『双子の星』の制作過程について話すイベントがあります。お席が数席あるそうです。ご興味のある方はリンクをご覧ください。

「宮沢賢治と絵本の時間」

https://note.com/kenji_ehon/n/nb3c5555e2888

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2023年7月22日 (土)

『黒の皇子』

小森香折さん作『黒の皇子』(偕成社刊)の装画と挿絵を描きました。

きりりと美しい装丁は中嶋香織さんです。

『青の読み手』『紅の魔女』に続く第三弾です。

世界をほろぼそうとするものの輪郭が徐々に見えてくる戦慄と、主人公ノアと女王セシルのそれぞれの戦いが絡まり合い目が離せない展開です。 ぜひ読んでみてください。

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2023年6月15日 (木)

『ロッタの夢 ーオルコット一家に出会った少女』

ノーマ・ジョンストンさん作、谷口由美子さん訳『ロッタの夢ーオルコット一家に出会った少女(岩崎書店刊)の装画と挿絵を描きました。

1848年〜1849年のボストン。ドイツから移民としてやってきたロッタと、後に『若草物語』を執筆するルイザ・メイ・オルコットとその一家との交流の物語です。

貧困や差別に絡め取られそうになる中、ルイザたちと一緒に過ごし影響を与え合いながら、ロッタが自分の道を見出すまでが愛情深く力強く描かれています。

物語の中のオルコット一家に起こる事柄は全て本当の事を基にしていて、ロッタ一家については作者が歴史や事実から想像を膨らませて書いたフィクションという面白い構造でした。

『若草物語』そのままのような四姉妹や、美味しそうな食べ物(巻末にレシピ付き)も登場します。

ぜひ読んでみてください。

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2023年6月14日 (水)

『いつかの約束 1945』

山本悦子さん作『いつかの約束1945(岩崎書店刊)の装画と挿絵を描きました。

爽やかな装丁は鳴田小夜子(KOGUMA OFFICE)さんです。人物の顔のアップを描くことはあまりないのですが、今回鳴田さんのディレクションの元でわくわくとチャレンジしました。

自分を9歳だと言い張るおばあちゃんのすず。みくとゆきなは夏休みのひと時をすずと一緒に過ごすことになります。

みくたちがのびのびと暮らす日常の地続きに戦争や辛い記憶があることを、痛みは残りながらも悲劇ではなく希望につながるような物語として受け取りました。

9歳のおばあちゃんを楽しく描いています♪

ぜひ読んでみてください。

 

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