『紫の女王』
小森香折さん作『紫の女王』(偕成社刊)の装画と挿絵を描きました。
『青の読み手』『紅の魔女』『黒の皇子』に続く最終巻です。
シリーズを通して美しい装丁にしてくださったのは中嶋香織さんです。
ノアとセシルの変化、仲間が集まる過程、するべきことが分かった時の勇気など、一巻から最終巻まで丁寧にいきいきと書かれていて、彼らと同じように一所懸命に生きているように感じる熱い物語でした。
数年間、魅力的な人物や生き物たち、邪悪なもの、きらびやかな世界の挿絵を描けてとても幸せでした。
ぜひシリーズを手に取ってみてください。
偕成社のWebマガジンでの紹介もご覧ください。