コガモのアトリエ フィンランドの物語と手作りの時間
12月3日にティールグリーンinシードヴィレッジさんにてコガモのアトリエを開催しました。今回はpipio企画『フィンランドの物語と手作りの時間』というテーマです。
まずはじめにフィンランドの作家、トペリウスの『氷の巨人 コーリン』を読みます。
フィンランドってどんな国?写真で街の様子や雄大な自然を紹介し、夏が長い時間明るく、冬がなかなか太陽が出てこないことなどを説明します。
その後、「フィンランドを一人旅」という色選びの遊びをします。「あなたは寒い冬の駅のホームで電車を待っています。電車がきました。何色ですか?」「サンタクロースのくれたプレゼントの包み紙は何色ですか?」「一人旅の思い出を手紙にして大切な人に送ります。封筒の色は何色ですか?」「窓から見えたオーロラの色は何色ですか?」などなど、たくさんの質問をして、数十色あるカラーチップから直感で色を選び「昼の色」と「夜の色」に分けていきます。
質問が終わったら、選んだ色を水彩で再現して画用紙に塗っていきます。
最初は「昼の色」。
乾いたら裏にして「夜の色」を塗ります。カラーチップの色を再現するには、チューブから出たままの色だけでは難しいので、少しづつ色を混ぜ合わせます。偶然できた色がドキッとするほど美しかったり、色作りの過程も見ていておもしろかったです。
画用紙が乾いたら、型紙を使ってトナカイやモミの木、うさぎ、鳥などを切り抜いていきます。紙のどの部分を使うかで表情が大きく変わります。
切りとったら、穴を開け糸を通します。針金にバランスをとりながら結んで完成です!
動物たちがフィンランドの森の中を動き回っているようなモビールができました。
表と裏でガラリと雰囲気が変わるのは、北の国の長く静かな冬と、いつまでも明るい爽やかな夏をイメージしています。
1色1色にこだわって、きれいな色がたくさん生み出されていく様子が素晴らしかったです!とってもきれいでかわいい作品がたくさんできました♪
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参加してくださった皆さん、ティールグリーンの皆さん、ありがとうございました!
Kiitos!