長野まゆみさん作の『団地で暮らそう!』(毎日新聞社)の装画を描きました。
さわやかに装丁してくださったのは田中久子さんです。
二十代前半の安彦青年が団地で暮らしをはじめるお話です。
淡々と語られる団地の歴史や常識や仕組みにぐいぐい引き込まれました!
語り手は安彦君でもお隣の是清おばあさんでもなくて…。
ノンフィクションのようだけどどこかファンタジーのようでもあります。
読んでいる間から、パソコンでコーシャやURなどを検索してはふむふむと妄想と夢をふくらませていました。
巻末には長野さん自身のエッセイ「リアル団地訪問記」もあります。
団地が好きな方、ノスタルジックな空気、新しい空気どちらもまぜて吸い込みたい方、みなさまぜひぜひ読んでみてください。
広げると。