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2010年2月18日 (木)

『消えた王子』

2月16日に岩波少年文庫から発売された、『消えた王子』上下巻の装画を描きました。

作者は、『小公女』や『秘密の花園』のフランシス・ホジソン・バーネットさん、美しい訳は中村妙子さんです。
中の挿絵は原書のまま、レナード・ワイスガードさん。

衰退する架空のヨーロッパの国「サマヴィア」を祖国とするマルコ少年はイギリスに暮らす。尊敬する父親に訓練をうけ、唯一無二の同志ラットと出会い、「サマヴィア」を救うための重要な任務をまかされ命がけの旅にでます。

おもしろいです!なんといっても、主人公のマルコとラットが格好いい。読んだ子供(私も)が心底憧れそうな、凛として賢い少年たち。旅のスケールは大きいし、任務の失敗が絶対ゆるされない緊張感がただよい、ピンチももちろんおとずれる。
2人の少年の背中を追って、自分も旅の一員となれるような広い世界が広がっています。

挿絵も、爪のあかをいただきたいほど正確なデッサンで素敵です!

バーネットさんの知られざる傑作と言われる『消えた王子 上下巻』ぜひ手に取って見てみてください。

Kietaooji

 

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