今後のお知らせ
横浜市の弘明寺にある子どもの本&クーベルチップさんで『双子の星』(宮沢賢治作、ミキハウス刊)の原画展を開催していただきます。
会期 9月5日(木)〜9月29日(日)
時間 木曜〜土曜12:00~18:00 日曜12:00~17:00 定休日/月・火・水
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イベント 9月22日(日)13:30~15:30 「絵本の制作過程の話と双子のモビールづくり」
参加費/1500円 定員/8名 対象/小学生から大人(ハサミを使います) 持ち物/なし
『双子の星』の絵ができるまでの話をした後、絵の具で着彩された紙を切り子どもたちが空で遊んでいるようなモビールを作ります。
申し込みは店頭かお店の電話、メールからお願いいたします。
電話番号 045-334-8702
メール kooberutcip0825@gmail.com
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読み物や絵本一冊一冊が大切に置かれている居心地のいい本屋さんです。
ぜひお越しください☆☆
田中美穂さん作『コケのすきまぐらし』(福音館書店たくさんのふしぎ2021年10月号)の中国語簡体字版が届きました!
題名は『苔藓的奇妙生活』、訳者は田秀娟さん、接力出版社刊行です。
日本語版のレイアウトを活かしていただき、表紙の質感や見返しなどに変化があり、中国語版もとてもすてきな佇まいで嬉しいです。
コケの名前が中国語ではこう呼ばれるんだなと、イメージを想像しながら文字を追うのが面白いです。
中国の子どもたちにも楽しんでもらえますように!
倉敷にある田中美穂さんのお店 蟲文庫
川崎市幸区にある幸市民館で絵本の表紙づくりのワークショップを開催します。2回とも同じ内容なのでご都合の良い日を選んでお申し込みください。
ただいま土曜日の回のみ募集中です。
参加対象が、川崎市内在住、在勤、在学の方のみとなりますが、ご興味のある方はぜひご参加ください。
水彩、色鉛筆、コラージュなど色々な技法を遊びながら体験したあと、自分のイメージを絵本の表紙のように描いて簡単な製本をします。参加者同士で自然とコミュニケーションがとれるような内容で、絵が苦手な方でも表現することが楽しくなるような講座を目指します。
本の中身は画用紙になっているので、スケッチブックとして、またはそのまま絵本づくりに使えます。
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日時 8月23日(金)14時から17時
8月24日(土)10時から13時
対象 市内在住、在勤、在学の方で、関心のある方
(小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください)
参加費 材料費として300円
持ち物 無し
会場 幸市民館2階 実習室 アクセス方法
参加方法 川崎市のホームページからお申し込みください。
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この講座は下記の作品展の募集に合わせて開催されます。
ぜひ応募してみてください!
神戸市立小磯記念美術館にて『絵本の旅』ーグリム、世界の昔話、ゆかりの作家と神戸の出版文化ーが開催中です。
神戸で50年絵本を作りつづけてきたBL出版の手がけた絵本から、原画や資料などが展示されます。
私はサーメの昔話『巨人の花よめ』(文・菱木晃子さん、編集・鈴木加奈子さん)の原画を展示していただきました。
このような貴重な展覧会に参加できたことが光栄です。
期間中はイベントもたくさんあります。ぜひお出かけください♪
会期/7月13日(土)~9月23日(月・祝)
休館日/毎週月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)
7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)
開館時間/午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料/一般1000円、大学生500円、高校生以下無料
※神戸市居住の65歳以上の方は500円 ※障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」等のご提示で無料
展示作家:市川里美/いまい あやの/いわさき さとこ/いわた まいこ/植田 真/上村亮太/大畑いくの/岡本 順/小田切恵子/加藤休ミ/ガブリエル・バンサン/川端誠/きたむら さとし/こうみょう なおみ/さかた きよこ/ささめや ゆき/さとう ゆうすけ/白石皓大/新宮 晋/すけの あずさ/スズキコージ/tuperatupera/豊福まきこ/永田 萠/中野真典/nakaban/バーナデット・ワッツ/長谷川義史/ひがし ちから/ひらおか ひとみ/平澤朋子/みやけ ゆま/横須賀 香 (50音順、敬称略)
『双子の星』原画展は終了しました。
見に来てくださった方、イベントに参加してくださった方、縄さん、宮坂さん、ティール・グリーンのみなさま、ミキハウスさん、ありがとうございました。
工作で作ったモビールは、それぞれに美しくて可愛い作品になりました。お店のブログで早速書いてくださいました。
トークでは種村店長とお客さまたちのあたたかさに助けられながらしゃべることができましたし、縄さんの朗読と宮坂さんのライヤー演奏が心に染み渡るひとときでした。どの瞬間も宝物になりました。
お店では引き続きミキハウスの宮沢賢治の絵本シリーズを販売中です。ぜひ気になっているお話や絵の本を手に取ってみてください。
次回のティール・グリーンさんの原画展は8月29日から、ささめやゆきさんの『すなはまのバレリーナ エリアナ・パヴロバのおくりもの』です。
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大田区のお茶が飲める絵本屋さんティール・グリーン in シード・ヴィレッジで『双子の星』(宮沢賢治作、ミキハウス刊)の原画展を開催していただきます。
日時 7月18日(木)〜8月4日(日)11:00~18:00 定休日/月・火・水
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期間中のイベントは2つです。お店のホームページ、電話、店頭などでお申し込みください。
日時 7月27日(土)13:30~16:00
定員 8名(要予約)
参加費 1500円 対象 小学1年生〜(ハサミを使います)
持ち物 無し
水彩絵の具で紙を彩り、双子や星、海の生き物などを切り取ってモビールにします。
満員御礼!
日時 7月28日(日)14:00~15:30
定員 20名(要予約)
参加費 2000円
種村店長と絵本作りの過程などを1時間ほどお話します。
その後、縄香さんの『双子の星』の朗読と宮坂麻里さんのライアー演奏をお楽しみください♪
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イベント終了後はサインなどしながら18時まで在廊しておりますのでお気軽にお立ち寄りください。
穏やかな時間が流れている店内で原画を飾っていただけることがとても嬉しいです!
福音館書店から刊行された「母の友」特選童話集『こどもに聞かせる一日一話2』の乗松葉子さん作のお話「にぎやかな冬ごもり」の挿絵を描きました。
こちらは2022年の「母の友」一日一話に掲載されたものを収録していただいたものです。
100%ORANGEさんのぱっと心が明るくなる装丁画と、白石良一さん、小野明子さんの装丁が美しいです。
30の色々なお話とそれぞれにぴったりの挿絵が入っていて、気軽にすっと物語の世界に入れるすてきな本です。
『こどもに聞かせる一日一話1』も合わせてお手に取ってみてください。
ジェニファー・トーレスさん作、おおつかのりこさん訳『オラレ!タコスクィーン』(文研出版刊)の装画を描きました。
元気な装丁は佐藤レイ子さん、企画、編集、制作は本作りSolaさんです。
アメリカを舞台にメキシコ系移民の両親を持つ13歳のステフの葛藤が、美味しそうなタコスの描写と共に濃やかに描かれています。
自分のルーツや気持ちを大切にしたいのにできなくなってしまう辛さが、友人たちや社会への働きかけ、好きなことを通してどう変化していくのかをたくさんの方に読んでもらえたらと思います。
菅瀬晶子さん作『ウンム・アーザルのキッチン』(福音館書店刊)の挿絵を描きました。
月刊たくさんのふしぎ2024年6月号です。
美しいデザインは名久井直子さんです。
パレスチナ・イスラエルについて関わり続けてきた菅瀬さんが、ウンム・アーザルというイスラエルに住むキリスト教徒のアラブ人女性の半生を丁寧な文章で書いています。
日々の暮らしや料理風景に、イスラエルという国、アラブ人の辿った歴史と現在の姿、宗教についての文章が自然に交わります。
ガザ侵攻についても書かれている巻末の「作者のことば」もぜひ読んでほしいです。
実在する人物を描くことは緊張しましたが、菅瀬さんからたくさんの資料をお借りし、細かいところまでチェックをいただき、ウンム・アーザルと家族、友人たちの日常を想像しながら楽しく絵にすることができました。
アラブ人キリスト教徒の1人の女性が、誇りを持って日常を送る姿に心を寄せてもらえますように。
ぜひ読んでみてください。
4月20日から6月2日まで前橋市のフリッツ・アートセンターさんで開催される『双子の星』の原画展のお知らせです。
すてきなポスターを作っていただきました!
私は4月28日日曜日の13時ごろから在廊いたします。
会期 ‖ 2024年4月20日(土) - 6月2日(日)
会場 ‖ フリッツ・アートセンター / ギャラリー
〒371-0036 前橋市敷島町240-28
Tel. 027-235-8989
mail. info@theplace1985.com
休館日 ‖ 火曜日
時 間 ‖ 11:00-18:00
入館料 ‖ 無料
5月25日には森ゆにさんの演奏会があります。
ぜひお越しください☆
小森香折さん作『紫の女王』(偕成社刊)の装画と挿絵を描きました。
『青の読み手』『紅の魔女』『黒の皇子』に続く最終巻です。
シリーズを通して美しい装丁にしてくださったのは中嶋香織さんです。
ノアとセシルの変化、仲間が集まる過程、するべきことが分かった時の勇気など、一巻から最終巻まで丁寧にいきいきと書かれていて、彼らと同じように一所懸命に生きているように感じる熱い物語でした。
数年間、魅力的な人物や生き物たち、邪悪なもの、きらびやかな世界の挿絵を描けてとても幸せでした。
ぜひシリーズを手に取ってみてください。
偕成社のWebマガジンでの紹介もご覧ください。
2月18日(日)から3月1日(金)まで柏の本屋ハックルベリーブックスさんで『双子の星』(宮沢賢治作、ミキハウス刊)の原画展を開催していただきます。
原画展の間ミキハウスの宮沢賢治の絵本シリーズ全点をお店で販売しています。
ぜひ遊びにきてください!お待ちしております。
☆原画展
2月18日(日)〜3月1日(金) 火曜日定休
13:00〜17:30
在廊予定日
2月18(日)14:00~17:30
3月1日(金)13:00~17:30
☆双子のモビール作り
2月23日(金)13:00〜、15:00〜 (各回10名)
参加費 700円
対象 4歳くらいから大人
持ち物 無し
内容 水彩で着彩された紙から、楽しく遊んでいるような双子のシルエットを切り出してモビールにします
☆原画展初日の前日2月17日(土)19:00〜
アンズハウスさんにて「文学と音楽のゆうべ〜宮沢賢治の世界〜」開催
ご興味のある方はこちらもぜひご参加ください。
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ワークショップ、朗読会コンサートはお電話かメールでお申し込みください。
ハックルベリーブックス
電話04-7100-8946
メールmegumiokuyama18@gmail.com
いとうみくさん作『あたしデイズ』(新日本出版社刊)の挿絵と装画を描きました。
かわいい装丁は藤田知子さんです。
小学4年生の睦月が感じる、友だちや家族との距離の伸び縮みが厳しくもあたたかく伝わってきます。
私もこういうことがあったなぁ、今でもあるなぁ、など人物や気持ちの描写にたくさん共感しました。
ぜひ読んでみてください♪
<いとうみくさんとは『唐木田さんち物語』(毎日新聞出版刊)に続き2度目のお仕事でした✨
Youtubeチャンネル
「宮沢賢治と絵本の時間」に『双子の星』の回がアップされました。
編集者の松田素子さんが絵本制作の過程や宮沢賢治の世界について話すトークイベントの様子です。
これまでの回もとても面白く、絵本は色々な作り方があって、アプローチも様々なのだなと驚きます。
ぜひご覧ください。
パレスチナ、およびイスラエル国内のアラブ人への攻撃と抑圧に反対します。イスラエル側の人質の犠牲もこれ以上でないことを願います。
暴力を拒否しようとした大昔からの人々の、悔しさや悲しみ、虚しさを礎にして人間は生かされているのだと思います。
命と尊厳を奪われない、奪わない世界をあきらめてしまわないように、暴力に対峙できる何かを国境も人種も超えて模索する未来に進みたいです。
宮沢賢治さん作『双子の星』(ミキハウス刊)の装画と挿絵を描きました。
やわらかなデザインはタカハシデザイン室さん、編集は松田素子さん、編集協力は橘川なおこさんです。
双子が強く光るように願いを込めながら描き、丸山印刷さんがどの色もこれ以上ないくらい綺麗に出してくださいました。
ミキハウスの宮沢賢治の絵本シリーズの一冊です。先月は中野真典さん絵の『かしわばやしの夜』が刊行されています。
ぜひ読んでみてください☆
10月21日(土)の12:00〜13:30に神戸市にて、編集者の松田素子さんが『双子の星』の制作過程について話すイベントがあります。お席が数席あるそうです。ご興味のある方はリンクをご覧ください。
「宮沢賢治と絵本の時間」
https://note.com/kenji_ehon/n/nb3c5555e2888
川崎市幸区にある幸市民館で開催する絵本作り応援講座を担当いたします。
9月1日まであと数名の申し込みを受け付けています。
各回楽しく自分の絵や世界を作っていけるようあそびやコミュニケーションを取り入れながら、絵本作りをサポートします。
日時 9月9日、23日、30日、10月7日 (全4回)10:00~12:00(最終日は30分程延長予定)
参加費 700円
会場 幸市民館 実習室
対象 関心のある方
こちらから詳細をご覧ください 川崎市のサイト
2023年8月に地元の中学校のアート部で開催した「マイブックカバー」作りの様子です。
生徒さんたちには、ブックカバーをかけたいお気に入りの本を持ってきてもらいました。
スタートは色選びからです。4つの質問にカラーチップの色で答えていきます。
次はステンシルの型紙作りです。持参した本を開き、偶然目に入ってきた言葉を書き留め、それをイメージしながらハサミで紙を切ります。
カラーチップの色を水彩絵の具で作り、型紙を使いステンシルをしていきます。
まわりの人の選ぶ言葉や出来上がる絵に楽しそうに反応しながら手を動かす様子がとてもいい雰囲気でした。
私の説明が追いつかない時は、作業が終わった子が代わりにしてくれたり頼もしいかぎりです(感謝!)
トレーシングペーパーを紙のヒモで縫い合わせて完成です。色も密度もテクスチャも様々なものが出来上がってきて感動です。
参加してくださったみなさま、顧問の先生方、毎年企画してくださるボランティアの方々、楽しい時間をありがとうございました!
2023年8月21日に大田区の絵本屋さんティール・グリーン in シード・ヴィレッジにて開催したワークショップの様子です。
午前は子どもの部「ちいさな森のポップアップカード作り」です。
まずは緑色の絵の具で画用紙を塗っていきます。
カラフルな紙も作ります。
中庭でひなたぼっこ。日光のパワーですぐに乾きました。
表紙を作り緑の画用紙をのせて土台を作ります。
木や動物を切り抜き貼っていきます。
たくさんの色と形とアイディアが集まった森ができました。ポップアップの新しい方法を見つけた子もいて、工作熱が盛り上がりました!
題名をつけて完成です。
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午後は大人の部「森と生き物の絵を描く」です。
木や植物、生き物の型紙を切ります。
薄いグリーンから少しずつステンシルで色を重ねていきます。
段々密度が増してきました。深い緑で仕上げ、生き物の型紙をはがすと一気に絵が見えてきます。
とってもかわいい絵ができあがりました!画材や技法は同じでもそれぞれの個性が光っています。
参加してくださったみなさま、ティール・グリーンのみなさまありがとうございました!
久しぶりにお店で工作ができて楽しかったです♪♪
小森香折さん作『黒の皇子』(偕成社刊)の装画と挿絵を描きました。
きりりと美しい装丁は中嶋香織さんです。
『青の読み手』『紅の魔女』に続く第三弾です。
世界をほろぼそうとするものの輪郭が徐々に見えてくる戦慄と、主人公ノアと女王セシルのそれぞれの戦いが絡まり合い目が離せない展開です。 ぜひ読んでみてください。
8月8日火曜日に絵本屋さんティール・グリーン in シード・ヴィレッジでワークショップを開催します。
7月26日追記:子どもの部、大人の部ともに定員に達しました。
●子どもの部
「ちいさな森のポップアップカード作り」
水彩絵の具とはさみを使って、カードを広げると元気に飛び出すちいさな森を作りましょう!
◆日 時 8月8日(火)10:00〜12:30
◆定 員 8名(小学1年生〜6年生・要予約)
◆参加費 1,200円(講習料・材料費込)
●大人の部
「森と生き物の絵を描く」
木や葉の形をはさみで切り抜き、刷毛で絵の具を紙にたたきこんで森の絵を描きます。ステンシルの技法で緑深い森の空間を作りましょう!
◆日 時 8月8日(火)14:00〜16:00
◆定 員 8名(中学生以上・要予約)
◆参加費 2,500円(講習料・材料費込)
ノーマ・ジョンストンさん作、谷口由美子さん訳『ロッタの夢ーオルコット一家に出会った少女』(岩崎書店刊)の装画と挿絵を描きました。
1848年〜1849年のボストン。ドイツから移民としてやってきたロッタと、後に『若草物語』を執筆するルイザ・メイ・オルコットとその一家との交流の物語です。
貧困や差別に絡め取られそうになる中、ルイザたちと一緒に過ごし影響を与え合いながら、ロッタが自分の道を見出すまでが愛情深く力強く描かれています。
物語の中のオルコット一家に起こる事柄は全て本当の事を基にしていて、ロッタ一家については作者が歴史や事実から想像を膨らませて書いたフィクションという面白い構造でした。
『若草物語』そのままのような四姉妹や、美味しそうな食べ物(巻末にレシピ付き)も登場します。
ぜひ読んでみてください。
第67回西日本読書感想画コンクールの中学生の指定図書に挿絵を描いた2作品が選ばれました。
『しずかな魔女』
市川朔久子さん作
岩崎書店刊
『空から見える、あの子の心』
シェリー・ピアソルさん作
久保陽子さん訳
童心社刊
2冊とも人と向き合い関わることの難しさや尊さがとても慎重に真摯に書かれている作品だと思っているので、たくさんの方に知っていただける機会が生まれて嬉しいです。
ぜひ読んでみてください。
どんな絵になるのか楽しみです♪
お知らせが遅くなりましたが『空から見える、あの子の心』はJBBY「おすすめ!世界の子どもの本」2022年の1冊にも選ばれています。土居安子さんがすてきな紹介文を書いてくださいました!
6月3日(土)から7月17日(月・祝)まで教文館9階のナルニアホールにて「聞いて、読んで、見て楽しい!小宮由×5人の画家〈おはなし〉の世界」が開催されます。
小宮さんの翻訳した5冊の絵童話(岩波書店刊)の展示です。
原画展示
『けんかのたね』
大野八生さん
『だれもしらない小さな家』
佐竹美保さん
デジタル紙芝居
『くしゃみおじさん』
山村浩二さん
パネル展示
『そんなのうそだ』
坂口友佳子さん
『いもうとなんかいらない』
平澤朋子
小宮由さんとそれぞれの絵の担当の方のサインが入った書籍も販売されます。
6月21日のトークは定員に達しているようです。
小宮さんが発掘したお話の世界をぜひお楽しみください♪
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群ようこさん作『今日はいい天気ですね。』(角川春樹事務所)の装画を描きました。
かわいい装丁は藤田知子さんです。
れんげ荘物語の第7弾、キョウコさんの無職月10万円の生活はゆったりと時々にぎやかに続いています。
隠れネコを描きました🐈
ぜひ読んでみてください。
フレーベル館から刊行中の「キンダーブック3」1月号の『おしごとけんきゅうじょ』のページで、イラストレーターの仕事を取材していただきました。
今号のおはなしページの挿絵も担当しているので、その絵が出来上がるまでを紹介しています。
ラフから画材まで、興味深く質問していただき写真もたくさん撮っていただきました。似顔絵も描いてもらえて嬉しかったです。
おはなしは新井悦子さん作『あったかかぞく』です。お正月の家族のひと時を絵にしました。
書店では販売していない書籍ですがフレーベル館のオンラインショップで申し込めるそうです。
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アトリエ木里さんでのグループ展「森の音・風の色」会期中に開催したワークショップの様子です。
木や植物、動物の型紙を作って緑の絵の具でステンシルしていきます。
森がどんどん深くなります。
黒いペンで目や線を書き足し、サインをしたら完成です。
それぞれに美しさやユニークさがある森が誕生しました!おうちにぜひ飾ってみてください。
参加したくださったみなさま、アトリエ木里さん、ありがとうございました。
10月1日(土)から9日(日)まで、アトリエ木里さんで開催されるグループ展『森の音・風の色』に参加いたします。
羊毛フェルトの北原のり子さん
陶芸の佐野有子さん
美しくて有機的な作品を生み出すお二人とご一緒できることが今からとても楽しみです。ぜひお立ち寄りください。
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10月1日(土)〜10月9日(日) 5日(水)休み
13時〜18時(初日のみ11時から)
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ワークショップは定員になりました。
・北原のり子さんの「ハリネズミまたはスワンを作る」
10月2日(日)13:30〜 2時間程度
参加費2000円
・平澤朋子の「森と生き物の絵を描く」
10月8日(土)13:30〜 2時間程度
参加費2500円
ステンシルの技法で絵を描きます(写真4枚目)
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お申し込みはアトリエ木里さんのメールにお願いいたします。
atelierkiri@gmail.com
ご参加お待ちしております。
堀直子さん作『救助犬の弟子』(新日本出版社刊)の装画と挿絵を描きました。
爽やかで深みのある装丁は中嶋香織さんです。
小学5年生の咲良は虐待の痕跡がある捨てられた犬を一時的に預かり、新たな飼い主を見つけようと決心します。学校の特別授業で救助犬のデモンストレーションを見たのをきっかけに、タニーと名付けた犬との距離が縮まっていく様子や、友人や家族の言動に一喜一憂する描写が濃やかに積み重なり、最後の最後に咲良から溢れる気持ちがとても切実で輝いて見えました。
ぜひ読んでみてください。
2021年の後半から2022年にかけて3箇所から講演会の依頼をいただき、挿絵や北欧の風景の絵についての話をしてまいりました。
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2021年11月18日は浜松読書文化協会の一環として活動されている「子どもと本の架け橋」の主催で『挿し絵と旅』というテーマで風景の写真や絵、「名探偵カッレ」の制作過程を中心に1時間半ほど話をいたしました。
子どもの本や読書に関しての活動をされている方が多く聞きに来てくださいました。
最初の方は緊張していたのですが、端々にあたたかい空気を感じて言葉を素直に出すことができました。担当してくださったみなさんも初対面とは思えないほど親しみ深く接してくださりとてもありがたかったです。
後日、会報誌にすてきな記事を書いてくださいました。
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2021年12月19日は渋谷区立中央図書館で『挿し絵の仕事と準備』という題名で講演をしました。
参加者の中には、小学生以上の子どもたちもいるので、自分がそのくらいの年齢だった時にどんなことを聞きたかったかなと想像しながら内容を作りました。
学生時代、はぐれたような感覚になった時に絵を描くことで居場所を作り出していたことを話したり、スケッチをまとめたデッサンの辞書やカッレの原画を手にとって見てもらえるようにしました。
質問コーナーで小学生の子と画材についての情報交換ができたことも思い出深いです。
図書館の方たちは、館内にたくさんの挿し絵を飾って当日までの時間を盛り上げてくださいました。「あの本の挿絵だ!あ、あれはあの本の」と10年以上前のものから最新刊まで、絵を担当した本を振り返りながら、現場の様子や「しぶやおすすめの本50」について、本の帯を作るイベントについても聞くことができてとても貴重な機会になりました。
カウンターの机にも!
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2022年2月28日は大田区立南浦小学校の司書の方に依頼をいただき、3年生に向けて話をしてまいりました。
本もたくさん用意していただきました。
題名は渋谷区立中央図書館と同じく『挿し絵の仕事と準備』です。本番の絵を描くまでにその物語のテーマついて、どんな風に興味を深めていくのかを中心にラフや絵を見てもらいました。その興味や知識、感動や雑念などが集まりこんがらがってはじめて私は挿し絵を描けるということをイラストをまじえて説明しました。
話の後には、ぎざぎさの紙と、目玉の紙を張り合わせてしおりを作りました。
言葉が足りなくて、分かりにくいこともたくさんあったと思いますが、真剣に聞いてくれて、後日感想のお手紙まで!
なんとありがたいことだろうと嬉し泣きです。
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このような機会いただくことで、どのように仕事をするか以上にどんな生き方をするのかを考えることになり、それがあっての絵だと実感しました。
本や子どもの環境に携わる方たちの、大切に場所を作りコミュニケーションをしている姿勢にも大きな影響を受けました。
呼んでくださり聞いてくださったみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。